2020.08.30 12:04着物展で見た、見返り美人の帯結び ~吉弥結び~とは 残暑が続きますね。外の気温が35℃を超えると体温より高いと言うことで、暑さに弱い私は着物はお休みしております。車で移動など、冷房下で過ごせる場合に着るようにしています。塩飴系や保冷剤とミネラルウォーターも持参で出掛けます。さて、お稽古内で、見返り美人の帯結びについて質問があったのでアップします。吉弥結びといって、写真のような風情のある帯結びです。手を長くとって一結びし、垂れを半分にし、また半分のなかほどを手に結び、全て引き抜かず残します。(文章では分かりづらいですね!丁寧にレッスンしますね)
2020.08.25 13:26処暑の候 〜秋めいた絽の付下げ〜 この数日、夕方以降の風が心地よく感じられます。二十四節気をご存知ですか?8月8日から暦の上では立秋として秋となります。10月23日の霜降(そうこう)までの期間です。帯芯の入らない薄いすくい織りや、網目のような羅の帯や、透けるような麻の紗のお着物もこの日までとして、絽や縦絽の薄物に変えましょう。柄や色などは秋の始まりにはほんの少し先取りをして、紅葉や鈴虫、お月さま、萩、桔梗、瓢箪などの柄が良いでしょう。家族のお祝い事があって、個室をとって食事でした。お食事をしてさっと帰りましたが、お店の方は、ビジネスマンが全く来なくなったのと、夜はほとんどお客様がいらっしゃらないとのこと。換気の良い個室などを利用して、なんとか協力したいところです。
2020.08.21 08:082020 きもの100万人プロジェクト 〜きものを次世代へ〜 コロナ禍において和装業界が大きな打撃を受けています。業界が一丸となり、着物文化を次世代へ伝えるために行動を起こす、そんなコンセプトのもと立ち上がったプロジェクトです。着物スクールと悉皆 しろいねこ でも賛同いたしました。2022年は成人式が20歳から18歳へと引き下げられることが各自治体へ委ねられています。受験や就職活動にのみ込まれ、成人となる日を心に決める式典が希薄になってしまう懸念があります。そこで、各自治体へ、成人となる若者の晴れの日の式典を重んじられるよう働きかけます。世界へ向けて日本夜素晴らしい民族衣装の着物文化を発信します。
2020.08.19 06:02夏のお着物 紗 〜しゃのきもの〜 着物を普段着ない方は夏はどうするの?と思われるかもしれません。夏の生地の着物を着ます。下着代わりの長襦袢も、帯も、帯揚げも、帯締めも、足袋も、全て、薄くて透けるような夏物があります。洋服では感じられない、風が通り抜けていく感覚が紗の着物にはあります。
2020.08.19 04:34色を合わせてより、ほおずきに 半幅帯結び 暑い日が続きますね。浴衣の着付けも涼を感じられるよう、キリッとすっきりとしたいものですね。前回の半幅帯結びは紫色の半幅帯を使いましたが、ほおずきリボン結びなので、より、ほおずきらしくオレンジ色にしてみました。