昨日から横浜市の我が家の湿度計は一気に30~40%から60~70%へ
これから夏に向かって湿度はどんどん増してゆきます
きものにとって湿度管理は重要です
もうすぐ4月が終わって5月いっぱいで袷の着物のシーズンが終わり
6月はこの月だけ着られる単衣の着物の季節 そして夏の薄物の季節が7月8月・・・
湿気を吸った着物を通気性の良いところに虫干しして 着た着物は洗いに出して 衣替えをして忙しくなります
桐の箪笥が通気性が良く虫がつかないので着物の管理に良いといいますが
虫がつくというのは 流行がが一過して 今はほぼ販売されていない ウールの着物(羊毛)のお話
絹の用心するところは湿度です
だいたい湿度40%を超えたら要注意です!
保管の仕方によってはカビの発生や変質をおこしてしまいます
我が家では着物のお部屋を徹底的に24時間除湿器で湿度管理をしています
それが難しくても たとえば
たとう紙という和紙で出来た着物を提供してもらう時に包むもので保管することです
本来は和紙が湿気を吸出してくれるのですが
ネット販売などお店によっては吸湿性の無い安価な薄いパリッとした上質紙系を使って包装してくれるところもあります
たとう紙の和紙でずっとそのまま使い続けるのではなく 湿気を吸ったら交換が望ましいです
シーズンの終わりに着用したら 洗いに出して 新しいたとう紙に交換します♪
高級な着物には うこん という植物の根で黄色く染められた木綿の風呂敷が防虫防菌効果もあり よく使われます
業者では何枚もまとめて保管や持ち運ぶなど 移動に使うのに便利にしているところもあります
1台の除湿器はたった一晩でこんなに空気中の湿気を吸いました
着物を収納している引きだしを開けて 着物に手を当ててみて下さい
湿気は丈夫ですか?
じっとりしていたら お天気の良い風通しの良い日に 室内などで干して湿気をとりましょう
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着物 しろいねこ
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日本の文化 きもののことを伝える「しろいねこ」
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