小笠原流礼法 日本に深く浸透しています。
江戸時代に徳川家三代にわたり武士の振舞いを稽古した格式高い流派です。
京都御所や鎌倉などでは流鏑馬を納めている流派です。
神楽坂にある能舞台にて、
小笠原流礼法の次期家元さんのお話を聞ける機会がありました。
強く心惹かれるのは、
本物の小笠原流礼法では 礼法を正しく伝承するために、
礼法を生業(商売)としないということです。
色々な似た 同じような名前でご商売なさっているところは その後に出来たまた別のところだそうで、
本流派の方々は 本業の仕事を持ちながら しきたりを守り、今も変わらないように本家の歴史を支えているそうです。
もともとは武士の礼法(振舞) 馬術 弓 を指南してきましたが、
明治維新後の時代の変化に伴って一般の方への教授も始まりました。
小笠原流礼法では この場面ではこうする、という形を教えるのではなく、
なぜこうするのか?という心のあり方から伝承知るのです。
現代人 特に日本人は特段宗教などはなく 生きる指針や指標は、
両親の背中を見るか、本などの教養により自分で感じ学ぶか、といったところです。
日本でうつ病などが国民病となるのは 忙しく複雑な時代背景だけでなく、
もしかしたら、ぶれない心の指針となるものの持ち方が乏しいからかもしれません。
日本の素晴らしい文化を 着物と合わせて学び 心の中から美しくなれたら素敵ですね。
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着物 しろいねこ
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