伊勢での江戸小紋型紙「伊勢型紙」の彫師さん
佐々木さんの作品を見せて頂きました
前回のブログで写真をしていないのですが以下がそうです
江戸小紋は江戸小紋三役といって 武士が家紋のように自分の柄を裃という着物に染めて
着用していたのです その柄は他の人は着用できません
その 鮫(紀州藩 徳川氏)・行儀・角通し のほか
江戸小紋五役といい2つ加わったうちに、大小あられと縞があります
模様は小刀のような道具によって 専用に加工された和紙に細やかに彫られてゆきます
なかでも 縞は特に難しく とても細く彫られた縞が均一に並ぶように糸が張られます
他と同じようでは割の合わないほどだそうです
真っ白の反物ではなく、少し枯れた色に染めることによって何とも言えない風合いを醸し出しています
中央の黒の小紋は目の錯覚なのか柄なのか 両方が見えています
とてもクールでカッコいい作品
男性が着たらとても通で 着慣れた歌舞伎役者さんのようですね 素敵ですね
江戸小紋の反物には染師さんの銘は入りますが 使った型紙の彫師さんの銘は
ほとんど入ることはありません
ですが なくてはならない仕事で、特別な磨き抜かれた技術です
まさに 隠れた名工です
良いものを見ると 「この次はこれのために、お仕事がんばろう!」なんて
気持ちになるかもしれません
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着物 しろいねこ
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