頂いた着物など 袖の長さが合わないことがあります
両親の代と比べて今の人のほうが腕が長かったりします
洋服の袖の長さに当たるのが 着物の裄(ゆき)です
お直しで最も注文の多いところです
背中の中心から袖口までの長さを 肩の縫い目で縫い込まれていた縫い代をもって出します
男性の場合 腕が長い方がいらっしゃるのでここに別布を足すことがあります
今回はどうしても同じ生地で そして 縫込みなしの身丈はギリギリ というオーダーでしたので
着物の見えないところから出し分の布をとり 足し布として使う荒業です!
反物の余り布もなかったため クライアントと相談して衿裏からとりました
大胆で これを観るとドキッとしてしまいますが 着られないより良いですね
衿裏も別布で補正し 袖の足しの柄の並びも綺麗に合わせて完成
末長くご愛用ください♪
.................**...................**.................**..................**..................**...................**.................
着物 しろいねこ
東京都内と渋谷から横浜の田園都市線沿線を中心に活動しています
ホームページ https://siroineko2018amebaownd.com/
日本の文化 きもののことを伝える「しろいねこ」
きものにまつわる日々のこと、イベント、和裁・お直し承り・リメイク、貸出、着付け教室、着物でのメイク髪型パーソナルカラー診断、販売などの活動報告を綴っています
.................**...................**.................**..................**..................**...................**.................
0コメント