南部 紫根染め ~オンリーワンを見に岩手へ~


岩手といえば皆さん 宮沢賢治 と思います


着物好きでは 「草紫堂」

全国唯一 ここだけの技術 東北岩手県 南部地方の地の反物の染め

ちょっと寒くなってきた岩手県へ行ってきました


鎌倉時代からある ムラサキ草の根で染める紫根染は、一度は消えつつありましたが

この紫紺堂で昭和8年から復興されたそうです  



美智子妃殿下も訪れて 紫根染と茜染のクッションカバーをお求めになったそうです

わたしも^^ 同じ菊の絞り柄を購入

日本の菊の紋章にあやかったのでしょうか


昔は木綿に絞りを施していたそうですが、手間などから反物の価格が高価になることもあって

現在では絹のみを取り扱っているそうです


同じ染め方でも 気温や湯温などで 一反一反、色の出方は違い、年月が経つことで色合いが一段と変わってくるそうです


全て自社工場の方々で手ぬいで絞りを1~3か月、中には1年かけて縫って、染めている工程では媒染液に浸した後 数か月寝かせるなど大変手が込んでいます


本当に 古くから人気の反物で お店には ずいぶん昔の(昭和40年くらいの) 「美しい着物」に掲載された 今はお婆さんな、当時の若くて美しい大女優さんが着用している切り抜きが幾つも保存されていました

それがとっても新鮮で ずいぶん見させて頂きました^^


生地は張りのある絹なので 八掛や裏地も やや張りのあるものが良い様です

仕立ては特徴的なので お店で仕立てるのが良いそうです


振袖や付下げ訪問着 お太鼓柄の名古屋帯もいろいろありました

着物は人の人生より長く着られるので こんな残し伝えたい良いものを

お孫さんが着ることを想いながら仕立てて愛用するのも良いのでしょうね



宮沢賢治や着物も良いのですが

やっぱり 盛岡冷麺が好き♡


「ぴょんぴょん舎」 と 「盛桜閣」 本当に悩ましいのですが

東京で食べられないので(ぴょんぴょん舎は銀座に出店済み)

今回は 「盛桜閣」 にしました 舌鼓・・


キュウリやキャベツの漬物が乗っているところがニクイ~ 美味しい!





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着物 しろいねこ

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