着物の反物を購入して
いざ、お仕立てに出すとき
最近は海外(主にベトナム)などで縫われる安価な海外仕立てや
もっと安価なハイテク(?なぜハイテクというのかは不明・・・)ミシン仕立てなどを見かけます
はさみを入れたらもうお仕舞い・・同じ反物が手に入ることは大量生産品以外は稀なので
失敗して泣いている友人もいました(無念~
訪問着や付下げのような 柄が裾や胸だけでない 浴衣とかの全体に及ぶような細かい柄でも
柄合わせは 出来上がりのイメージが全然違うのですよ!
こちらの写真の浴衣は 顔に近くて一番目立つ上前の襟の柄が逆さまです・・・
下前の襟の柄のほうが華やかで向きも良いので入れ替え直しのお仕立てをします
出来上がりがこちら
上前に正面を向いた柄が出て 華やかな模様を持ってこられました♪
しっくり 品良くなりました
浴衣の模様や、この柄ゆきは小紋柄といって
上下左右などがない どの向きに仕立てても良いということになっている柄の反物です
そのまま鵜のみにして仕立ててしまうと とても残念な仕上がりになってしまうのです
(意外かもしれませんが チェックや格子柄も 実はとっても難しい反物の柄合わせと言われています)
お安いからといって 海外仕立てにしてしまうのにはご用心!!
少しの工夫で反物が生き生きと 美しく生かされます
着物実際に着て愛する 和裁士さんにお願いしたいですね♡
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着物 しろいねこ
東京都内と渋谷から横浜の田園都市線沿線を中心に活動しています
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日本の文化 きもののことを伝える「しろいねこ」
きものにまつわる日々のこと、イベント、和裁・お直し承り・リメイク、貸出、着付け教室、着物でのメイク髪型パーソナルカラー診断、販売などの活動報告を綴っています
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